枝ものをたっぷりと使ったウェディング装飾のバックステージです。3メートル近いドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星躑躅とも書きます)をたっぷり使ったウェディング。今回はドラマティックに森を演出するために50本の枝を準備しました。ドウダンツツジを入れるガラスのシリンダーの高さも1メートルほど。会場の方のご協力を得て前日からセッティングスタートです。ドウダンツツジを車にたっぷり積み込み会場に運びます。瑞々しいままで飾るために使うまではたっぷりと水を張ったバケツに入れて待機です。ほどよい緊張感とワクワクした気持で、まずはドウダンツツジを活けていきます。
いい表情にほころんだ芍薬を使うため、芍薬や紫陽花は当日、直前に飾りました。出席される方々が着席される目線で上を見上げると文字通り満天のドウダンツツジ。
当日、セッティングの様子を目にした新婦さまのお父さまから「いいですね」と声を掛けていただきました。お花の名前を聞いてくださったのでお応えすると娘が生まれたときちょうど咲いていたお花なのでぴったりです、とのこと。そして奥さま(お母さま)との結婚式も同じ場所でしました、と。活けたばかりのお花を見ながら静かにお話されている様子にお父さまのお母さまに対する気持ちや娘さんへの想いとお褒めいただいた嬉しさと準備からの想いとがこみ上げてきて胸がいっぱいになり、お父さまといっしょにただお花を見ていました。季節、気温、気候、生産者の方の取り組み方によっておなじ種類でもお花の様子は日々異なります。まったくおなじお花の組み合わせに出会うことは2度とありません。たくさんのご結婚式にお花を飾らせていただいていますが、わたしたちのお花への向き合い方は、一生に一度のご結婚式に向かわれる新郎新婦のお二人と同じだと思っています。思い描いていたイメージが実現したときの感動もお二人と同じです。はじめてこのブログをご覧いただいた方に。結婚式のお花へのマニエラの想い、ご覧いただければ幸いです。→ ☆三重県伊勢市の花屋「マニエラ花店」のウェディングブログ Flower Wedding フラワーウェディング/三重県伊勢市・伊勢志摩・鳥羽・松阪など、ウェディングブーケ・ウェディング装飾・結婚式・披露宴・高砂装花・テーブル装花、お二人そしてお二人の大切な方々の心に残る空間演出のお手伝い。みなさまの「いいね!」お待ちしております
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